インプラント治療を行う前に「歯を抜きましょう」と言われませんでしたか?
インプラント治療とは新しく人工の歯根を、体内に埋め込む処置になりますのでインプラント治療前にはご自身の歯を抜く必要があります。
前回のコラムでもお話しいたしましたが、この歯を抜くタイミングというのが、インプラント治療を成功させる上で非常に重要となります。(特に前歯の治療)
歯を抜くタイミングにより以下のように分類され、それぞれのタイミングによりメリット・デメリットが存在しますので担当の先生とよく相談されるのが良いかと思います。
インプラント治療における抜歯のタイミングによる分類
Type1 (即時埋入) インプラント埋め込みと同時に歯を抜く
Type2 (早期埋入) インプラント埋め込みの1〜2か月前に歯を抜く
Type3 (早期埋入) インプラント埋め込みの3〜4か月前に歯を抜く
Type4 (遅延埋入) インプラント埋め込みの4か月以上前に歯を抜く
抜歯と同時にインプラント埋入を行うType1は、手術の回数も少なく、治療期間も短くなるため、患者さんの負担も少なくなるというメリットがありますが、手技の難易度が高くなることも多いので、インプラント治療の経験が豊富な歯科医師に担当してもらうと良いでしょう。
歯を抜く前からインプラント治療は始まっています!
インプラント治療をお考えの方は、ぜひ歯を抜く前に当院までご相談ください。
本日もご覧いただきまして、ありがとうございました。